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訳者まえがき『Effective Java 第3版』 [訳者まえがき・あとがき]

Effective Java 第3版

Effective Java 第3版

  • 作者: Joshua Bloch
  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2018/10/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 プログラミング言語Java は、1995年に登場してから短い期間に広く普及し、多くのソフトウェアエンジニアがJava 言語を使ってソフトウェアの開発を行っています。広く普及したとはいえ、プログラミング言語Java を正しく理解して、簡潔で、明瞭で、正確なソフトウェアを設計する能力を身に付けるのは容易ではありません。
 この本は、著者であるJoshua Bloch 氏が、Java 言語を用いたソフトウェア開発で得た経験や知識を まとめたものです。Java 言語の生みの親であるJames Gosling でさえ、この本の初版について次のように述べています。
10 年前にこの本を持っていたかった。私には、Java に関する本は必要ないと思うかもしれないが、この本は必要だ。
—James Gosling
 私自身も、初版の英語版を読んで目から鱗が落ち、多くを学び、影響を受けました。初版の翻訳をきっかけに、第2版と、この第3版の原著の草稿のレビューおよび翻訳を行い、その過程でさらに多くを学べました。この本は12章から構成され、第2章から第12章では、テーマに沿った項目が著者の経験に基づい て書かれています。項目の多くは、何も気にしないでプログラミングをしていては修得できない事柄を解説しています。
 第2版から10年が経過しており、Java 8で新たに導入されたラムダとストリームに関する第7章「ラムダとストリーム」が新規に追加され、既存の項目もその内容が見直されています。全体の項目数も第2 版の78項目から90項目と増えており、第7章以外でも追加されている項目があります。
 この本は、初版のタイトルにあった「プログラミング言語ガイド」の名にふさわしく、James Goslingの言葉は誇張ではありません。Java でプログラミングするすべてのソフトウェアエンジニアにとって必読の書籍だと思います。ただし、この本は、初心者向けではありません。この本の内容を理解するには、私が翻訳した『プログラミング言語Java 第4版』および『Java SE 8 実践プログラミング』で解説されている内容程度は理解しておく必要があります。また、この本では、Joshua Bloch 氏とNeal Gafter氏の共著『Java Puzzlers 罠、落とし穴、コーナーケース』で解説されている内容に関して、[Bloch05]として参照されているので、併せて読まれるとよいかと思います。
 翻訳に際して、原著の誤植や内容変更等は、Joshua Bloch 氏に確認を取って、日本語版では修正されています。初版および第2版と同様に、この第3版により、日本のソフトウェアエンジニアの技術力向上に微力ながら貢献できれば幸いです。




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