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書籍『変革の軌跡』 [本]


2014年9月に『A Practical Approach to Large-Scale Agile Development』を紹介した記事を書いています。

A Practical Approach to Large-Scale Agile Development: How HP Transformed LaserJet FutureSmart Firmware (Agile Software Development Series)

A Practical Approach to Large-Scale Agile Development: How HP Transformed LaserJet FutureSmart Firmware (Agile Software Development Series)

  • 作者: Gary Gruver
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2012/10/18
  • メディア: ペーパーバック

2012年に出版された『A Practical Approach to Large-Scale Agile Development』は、どちらかと言うと技術的側面から書かれています。まだ全部は読み終えていませんが、同じ著者による『変革の軌跡』は組織文化の側面から書かれています。

この二冊で書かれているのと同じような開発をしたことがないソフトウェア担当の「経営幹部」には、残念ながらどちらの本も理解されないのではないかと思います。『変革の軌跡』では、DevOpsにおけるソフトウェア担当の「経営幹部」の重要な役割が強調して書かれています。しかし、この二冊に書かれているような1,000万行を超えるレガシーコードを抱えている企業で『変革の軌跡』に書かれているような役割を果たすソフトウェア担当の経営幹部は、日本にはいないのではないかと思います。

書籍『プログラミング作法』再出版されました [本]

プログラミング作法

プログラミング作法

  • 作者: Brian W. Kernighan
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/01/30
  • メディア: 単行本

アスキーから出版されていて絶版になった書籍『プログラミング作法』が再出版されました(Kindle版もあります)。著者は、Go言語の生みの親の一人であるRob Pike、そして、『プログラミング言語Go』の共著者であるBrian Kernighanです。

この本に関しては、2011年4月27日に次のように書いています
The Practice of Programming (Addison-Wesley Professional Computing Series)

The Practice of Programming (Addison-Wesley Professional Computing Series)

  • 作者: Brian W. Kernighan/Rob Pike
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 1999/02/04
  • メディア: ペーパーバック

1999年に若手技術者に基本的なことを学んでもらうために、当時はこの英語版を利用して第1章「Style」と第2章「Algorithms and Data Structures」の早朝勉強会を海老名プライムタワー(海老名市)、KSP(川崎市)、岩槻(さいたま市)の3拠点で私が出向いて開催しました。その時に作成したのが「勉強会ノート」です。

勉強会ノート: http://www001.upp.so-net.ne.jp/yshibata/TPOP.pdf

その後、日本語版が出版されました。

プログラミング作法

プログラミング作法

  • 作者: ブライアン カーニハン
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本
日本語版を使用して始めた社内教育が「プログラミング作法」教育です。当初は、以下の3部から構成される1日の教育コースでした。
  • 「ソフトウェアエンジニアの心得」
  • コードレビューの重要性とコードレビュー・ガイドの説明
  • 『プログラミング作法』の第1章「スタイル」の教育
4社※1でソフトウェア系技術者の新卒新人向け教育として行っていましたので、受講生の多くがすでに30代前後です。書籍『プログラミング作法』には多くの有益なことが書かれていますので、この教育では受講生に書籍が配布されていました。

「ソフトウェアエンジニアの心得」は、私が雑誌の記事に書いたものが付け加えられる形で内容が年々膨らんでいき、現在の「ソフトウェアエンジニアの心得」教育や講演の内容となっています。

転職※2は、一日コースではなく、「ソフトウェアエンジニアの心得」と「プログラミング作法(スタイル)」に分離して、別々の社内教育コースとして行っています。「ソフトウェアエンジニアの心得」は、技術系新人の集合教育にお願いして入れてもらい話をしています。今年は子会社※3の集合教育にも入れてもらい、話をました。

書籍『プログラミング作法』の第1章「スタイル」は、私でなくてもできる教育なので、本当は若手エンジニアか中堅のエンジニアが行ってもらいたい内容ですが、残念ながら社内教育としてはまだ私が行っています。※4
※1 富士ゼロックス、富士ゼロックス情報システム、富士フィルム、富士フィルムソフトウェア
※2 リコー
※3 リコーITソリューションズ
※4 富士ゼロックスでは若手技術者が講師となって行ってくれているようです
1999年に勉強会で使ってから18年が経過したことになります。勉強会で使った勉強会ノートの表紙には、次のように書いています。
1 章と 2 章だけでなく、すべての章で有益なことが書かれていますので、是非全体を読んでください。初心者には分かり難い部分も多いですが、その場合には、職場の経験ある先輩に聞いてください。でも、正しく説明出来る人は多くないと思います。「The Practice of Programming」に書かれている内容がすべて説明できるようになれば、一人前のソフトウェア・エンジニアと言っても過言ではないでしょう。
2000 年 5 月 14 日 柴田 芳樹
ほとんどC言語で書かれていますが、若い人達には是非読んで学んでもらいたい内容です。

拙著『ソフトウェア開発の名著を読む【第二版】』でも紹介しています。

ソフトウェア開発の名著を読む 【第二版】 (技評SE選書)

ソフトウェア開発の名著を読む 【第二版】 (技評SE選書)

  • 作者: 柴田 芳樹
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2009/10/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


普段聞いている英語 [英語]

普段英語を話す機会は全くないのですが、リスニングは継続的にながらで行っています。主にはニュースを聞いていることが多いです。

毎日、朝起きて見るのは、NBC Nightly Newsです。朝見ると一日遅れだったりするのですが、映像と共に米国のニュースを知ることができます。

通勤の時には音声だけのPodcastをiPod Touchで聞いており、次の二つです。
BBCのニュースは、イギリス英語に慣れるためにも聞いています。NHKは、日本のニュースを英語で伝えています。

BBCとNHKで聞くニュースがなくなったら、音楽を聴いているかKOITを聞いていることが多いです。KOITはサンフランシスコにあるFM放送局であり、基本的に音楽が流れていますが、サンフランシスコやシリコンバレー地域のCMも流れています。CMの内容は難しくはないのですが、非常に早口です。

【追記:2017年1月29日】 KOITは、再び米国とカナダ以外では聞けなくなっています。

第24期Java研修が終了しました [プログラミング言語Java教育]

2016年2月に開講し、私にとっては通算で第24期となるJava研修が終了しました(Java研修実績)。7名の受講生で始まり、4名が修了しました。2010年の第11期以降のリコーグループとしては、延べ109名が修了したことになります。

第24期.png
修了生と私

109名の修了生の内、すでに10名以上がリコーグループ外へ転職し、さまざまな企業で活躍しています。数は把握していませんが、第1期から第10期までの富士ゼロックスグループの修了生で転職して活躍している人も多いです(たとえば、日本Node.jsユーザグループ代表の古川さんも修了生です)

研修を通して「Java言語を徹底的に学ぶ」と同時に「継続して学習する習慣を身に付ける」ことで、研修を受ける前と受けた後でソフトウェアエンジニアとしての行動パターンが変わった修了生も多いと思います。その結果、さまざまな企業で活躍しているソフトウェアエンジニアを生み出しているのであれば、このJava研修は、日本のソフトウェア業界に微力ながら貢献しているのかなと思っています。

現在第25期を開催していますが、定年までいれば、第26期が最後になる予定です。

再訪:News Improvement [プログラマー現役続行]


この書籍の「News Improvment」(日本語訳では「ニュースの改良」)に関連して、過去いくつかのブログを書いています。
「News Improvment」が蔓延しているソフトウェア開発組織は、それが一種の「組織文化」になっているため、何度でもデスマーチプロジェクトを繰り返していくのかもしれません。

第4期「Java8研修」を開講しました [プログラミング言語Java教育]

私にとって通算第4期になる「Java8研修」を今日から開講しました。受講生は9名です。受講生は、第23期Java研修の修了生と第24期Java研修の修了予定生の混成となっています。テキストはこちらです。

Javaプログラマーなら習得しておきたい Java SE 8 実践プログラミング

Javaプログラマーなら習得しておきたい Java SE 8 実践プログラミング

  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2014/09/22
  • メディア: Kindle版

昨日(17日)の誕生日で57歳になったので、定年までに開催するコースは残り少なくなっています。開催するとしても、Java8研修は第5期で終わりの予定です。

第1回横浜Go読書会を開催しました [横浜Go読書会]

第1回横浜Go読書会を11月12日(土)に実施しました。書籍は、『プログラミング言語Go』です。

プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)

プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)


参加者は14名でした。connpassでの参加者は6名です。会場の広さと読書会の会場を提供していただいている企業のグループ会社社員から別に募集しているためconnpassでは8名で募集しました。

参加者の簡単な自己紹介の後に、「日本語版によせて」と「訳者あとがき」を読んだ後に、前から順次輪読していきました。参加者の多くがGo言語には触れたことがなかったので、途中Q&Aや解説を行い、第1回目としてそれほど読む進められませんでした。

あらためて読み直してみると、第1章「チュートリアル」は、全くGo言語に触れたことがないと少し難しいかなと思いました。第2回は12月10日です。


第25期Java研修を開講 [プログラミング言語Java教育]

私にとって通算第25期になる、社内研修のJava研修を11月4日(金)に開講しました。25期は13名の受講生でスタートです。24期から、予習の提出方法を変更しています。
  • 練習問題やGUI課題のプログラミングは、各人のgithub.com上のリポジトリへ入れる(私がpullしてくる)。ディレクトリ構成は統一する。
  • テキストの質問については、Google Drive上でGoogle Sheetsを共有して、そこへ記入しておく。
今回もテキストは、従来通りです。『プログラミング言語Java第4版』『Effective Java第2版』、それに、拙著『Java 2 Standard Edition Tiger』です。内容としては、Java 5.0ベースとなります。

なお、23期、24期の修了生(修了予定も含む)を対象とした「Java 8 研修」も、今月18日(金)から開講します。

新装版『達人プログラマー』(2) [プログラマー現役続行]

先日書いた記事がきっかけで、出版社から献本していただきました。

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右が1999年12月28日に読了した原著、真ん中は「Software People, Vol.6」(2005年4月)に書評を書くために読んだ日本語版、左が今回出版社から献本してもらった新装版。

原著が1999年10月20日に出版された直後に購入し、読んで気付いた点を著者にフィードバックしたので、英語の原著の2nd printing(第2刷)以降には、次のように謝辞が変更されています。

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追加されたのは、「The second printing of this book ... 」で始まる第2段落です。実は、この段落が追加されて自分の名前が掲載されているのを知ったのはかなり後で、たまたま何かを検索しているときに見つけました。それで、もう一冊原著を購入したので書斎には二冊あります。

私が40歳の時に読んだ本です。そして、こらからも若い人達にぜひ読んでもらいたい本です。

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

  • 作者: Andrew Hunt
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2016/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


第1期Go言語研修が終了しました [golang]

今年の2月から開講した第1期Go研修が終了しました。

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修了生と私

研修は一月に1日で、全部で8回で終了です。7回を通して、テキストの学習と練習問題を全部解いてもらい、今日の8回目は成果発表会でした。テキストは、『プログラミング言語Go』です。

プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)

プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)