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最終出社日 [プログラマー現役続行]

函館での講演※1を土曜日に終えて、日曜日に戻ってきました。

今日は、富士ゼロックス情報システム㈱への最終出社日です。11年4ヶ月間、勤めたことになります。

ソフトウェアの生産性は個人差が大きいのは良く知られています。しかし、そのような個人の集まりである組織全体の生産性は、組織が変われば、大きく異なっていたりします。『ピープルウェア』でも述べられているように、同じ開発組織に属している人は、同じ生産性となる傾向があるということです。

したがって、開発組織内では、個々のエンジニアが切磋琢磨するカルチャを作り出すことが必要です。
  • 日々の開発業務を通して、より良いソフトウェアを開発させるための各種レビューや様々な改善を開発現場が積極的に行う。
  • 常に新たな技術を学び続けるための勉強会へ参加したり、勉強会を開催したりする。
  • 個々のエンジニアが、個人的にも継続して学習を継続している。
  • 教育コースを受講したり講師を務めたりする。
  • etc
どの程度良いカルチャを持つ開発組織を作り上げることができたかを測る方法はありませんが、測れないからこそ常に意識し続けることが重要だと思います。

明日からは、新たな会社で新たな開発組織で働きはじめます。少しでも良いカルチャを持つ開発組織になるように微力ながら貢献できればと思っています。

※1 函館での講演の内容については、後日アップします。

正誤表を更新 [正誤表]

プログラミング言語Java (The Java Series)

プログラミング言語Java (The Java Series)

  • 作者: ケン・アーノルド
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本

正誤表を更新しました。修正箇所は、 402頁と456頁です。

第10期「プログラミング言語Java」教育終了 [プログラミング言語Java教育]

今年の1月から開講した第10期「プログラミング言語Java」教育を8月21日に、途中終了としました。私の都合により、残念ながら『Effective Java 第2版』に入る前に終了となりました。

それでも、最後は、半年間を振返ってのレビューを受講生に行ってもらいました。半年間とはいえ、かなり予習に時間を費やされて、全員が半年前と比較すると、Java言語に対する知識が格段に深まったようです。『Effective Java 第2版』は、各人でこれから学習してくれると期待しています。

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受講生のみなさん、半年間お疲れ様でした

最後に懇親会だったのですが、皆さん都合が悪い人が多く、参加者が少なかったです。しかし、『英語耳』の松澤喜好さんも参加してくださり、色々な話をみなさんとすることできました。

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松澤さんと

2000年から始めた「プログラミング言語Java」教育も多くの受講生を送り出し終了しました。正確には数えていませんが、約80名程度は修了したのではないでしょうか。そして、学んだことを生かして、開発の現場で活躍してくれています。

この教育によって、彼ら、彼女らには、その後の成長のための基礎ができたと思います。実際の開発言語がJava以外であっても、きちんとJava言語を学んだことで、守備範囲が広がり、かつ、広がるための学習方法も自分のものにしてくれたものと思います。また、私自身も教えることで多くのことを学ぶことができました。

次の会社では、同様な教育を行うかどうかは分かりません。しかし、きちんとしたソフトウェアエンジニアが一人でも多く日本で増えてくれるための活動を、これからも継続していきたいと思っています。

「第9期「プログラミング言語Java」教育終了」「新刊『英語耳・多読 マーフィーの法則de英語耳』」

"polygenelubricants" ? [Java]

Joshua Blochがプログラムを書いて、英単語を組み合わせて見つけた文字列です。
Math.abs("polygenelubricants".hashCode())
ということで、この結果の値は?

関連するパズルは、パズル33とパズル44です。

Java Puzzlers 罠、落とし穴、コーナーケース

Java Puzzlers 罠、落とし穴、コーナーケース

  • 作者: ジョシュア・ブロック
  • 出版社/メーカー: ピアソン・エデュケーション
  • 発売日: 2005/11/14
  • メディア: 大型本

送別会 [その他]

8月19日(水)に、親会社の人達が送別会を開いてくれました。また、記念品として、私の希望でデジタルフォトフレームをいただきました。

【800×600pixel 高解像度液晶】 Transcend デジタルフォトフレーム TS2GPF730B-J (ブラック) 26209

【800×600pixel 高解像度液晶】 Transcend デジタルフォトフレーム TS2GPF730B-J (ブラック) 26209

  • 出版社/メーカー: トランセンド・ジャパン
  • メディア: エレクトロニクス

今回の送別会では、13年前に親会社を退職した時に送別してくださった人達も多く出席されました。退職での送別会を同じ人達から2度も開いてもらうというのもと、あまり聞かないのではないかと思います。もちろん、一緒に仕事をした若い人達も多く出席されました。

出席していただいたみなさん、記念品を贈ってくださったみなさん、ありがとうございました。

函館での講演は8月29日(土)です [プログラマー現役続行]

講演日が近づいてきたので、再度告知しておきます。

函館での講演予定

News Improvement [プログラマー現役続行]

Adrenaline Junkies and Template Zombies: Understanding Patterns of Project Behavior

Adrenaline Junkies and Template Zombies: Understanding Patterns of Project Behavior

  • 作者: Tom Demarco
  • 出版社/メーカー: Dorset House
  • 発売日: 2008/03/03
  • メディア: ペーパーバック

以前紹介した書籍ですが、本書の項目45「News Improvement」では、開発現場での悪いニュースが上層部へ伝わっていく過程で、それほど悪くないニュース、さらには問題はないという具合に良くなっていくという話が書かれています。

このNews Improvementは、色々な所で発生していると思います。「マネジャーはプロジェクトの現状をつかむことができない?」でも述べたように、開発の現場の状況をきちんと知るのは難しかったりします。

開発現場で問題が発生した場合には当然その問題を解決するのですが、その場合に、同様な問題が発生しないようにするための再発防止策を検討して実施することが重要です。「問題が発生しましたが、もう解決しました」と報告された際に、報告を受けた側は、問題の本質は何であるかもちろんのこと再発防止策まで突っ込んで聞く必要があります。

報告を受ける側が、そのように突っ込んで聞くことがなければ、一種のNews Improvementが起きてしまうわけです。本当は再発防止策を真剣に検討すべきようなトラブルに対して、問題が解決したのでよしとなってしまえば、問題はさらに上へとは伝わっていきません。

これはソフトウェアの業務委託開発では、面倒な状況を引き起こす可能性があります。発注元に対して、迷惑をかけるようなトラブルを何度も発生させていても、発注先の開発組織ではそれが問題視されることなく上層部に対して「問題が発生しましたが、すでに解決されています」という報告に終始してしまうことです。しかし、問題が何度も発生して、何の改善もされなければ、発注元は発注先の開発組織を信頼しなくなりますし、発注先を変える検討始めるかもしれません。

「開発チーム(組織)の成長」

第9期「プログラミング言語Java」教育終了 [プログラミング言語Java教育]

8月18日(火)に第9期「プログラミング言語Java」教育が終了しました。16名で始まった第9期ですが、最終的には6名となりました。

朝10時からいつものように教育を行い、14時40分から成果発表会でした。成果発表会では、一年間を振返って、苦労したことや得られたことなどを発表してもらい、その後、デジタル時計をデモしてもらいました。研修中には、AWTおよびSwingによるデジタル時計のGUI課題があるのですが、成果発表会では時計が表示されていれば何でも良いということで、ユニークなデジタル時計のデモがあり、盛り上がりました。今年は、2件がAndroidアプリケーションでした。

最後に全員で写真を撮って、その後は、懇親会。

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受講生の皆さん、一年間お疲れ様でした


第7期「プログラミング言語Java」教育終了

「プログラミング言語Java」教育 第9期 [プログラマー現役続行]

今日は第9期の最終回で、成果発表会も行います。その後は、懇親会です。

一年間のコースが最後まで終了となるのは、第9期が最後です。残念ながら、第9期で最後まで残った弊社社員は一人だけで、他の受講生はグループ会社の社員で占められてしまいました(16人で開始した第9期ですが、最後まで頑張って残った人は6名となってしまいました)。

今日の成果発表会は、各人が工夫を凝らしたデジタル時計を披露してくれますので、各人の一年間の振返りの発表を聞いて、デジタル時計のデモを見るのが楽しみです。

「今日はJava教育」

書籍とPDFファイル [その他]

「PDF版:『Java 2 Standard Edition 5.0 Tiger』」には、昨日だけでも多くのアクセスがありました。今回の公開は、出版社に確認して公開しています。

Amazon.comでは、多くの書籍が電子版として購入できますが、日本はまだまだ紙の本しか買えないようです。技術書も電子的に組版しているはずですので、日本でも電子版を販売するようになると良いのですが。

ちなみに以下の書籍は、私がLaTeXで組版していますので、自分用にはPDFファイルを作成しています。
  • Effective Java プログラミング言語ガイド
  • Java Puzzlers 罠、落とし穴、コーナーケース
  • プログラミング言語Java 第4版
  • Google Web Toolkit ソリューション
  • Effective Java 第2版
残念ながらこれらの書籍のPDFファイルは、配布できませんし、私が勝手に販売もできません。

翻訳者によっては、LaTeXなどのソフトウェアを利用して、自分で組版されている人もおられるようです。私も、翻訳の校正作業を効率良く行うために、『Effective Java プログラミング言語ガイド』から、索引作りを含めて自分で組版するようにしています。