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書籍『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』 (3) [プログラマー現役続行]

「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書 439)

「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書 439)

  • 作者: 酒井穣
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/01/16
  • メディア: 新書

「人材は3つのタイプに分けることができる」(p.43)に人材の3つのタイプが紹介されています。
積極的学習者
練習をしないプロのスポーツ選手に未来がないのと同様に、ビジネスのための勉強をしないビジネスパーソンんも未来がありません。積極的学習者はこうしたプロとしての自覚をもちつつ、習慣・本性・欲望として物事を学びます。状況を追従するのではなく、自ら学ぶテーマを決めて、学ぶこと自体を楽しめる人々でもあります。

消極的学習者
消極的学習者は、役に立つことが明らかだったり、十分な報酬があったりするような場合だけ気まぐれに学習を行います。学ぶこと自体に喜びを感じる積極的学習者とは異なり、消極的学習者にとって学びはあくまでも個人的な目的を達成するための手段であって、彼らはできれば学習は避けたいと考えています。

学習拒否者
学習拒否者は創造的なことがキライで、言われたことだけを過去の習慣どおりにこなしたい人々です。

『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』(p.43~p.47から抜粋)
この3つのタイプは、一般的なビジネスパーソンに限った話ではなく、ソフトウェアエンジニアに置き換えても、そのまま当てはまります。そして、開発組織内の3つのタイプの比率が、開発組織の雰囲気・文化に大きな影響を与えていますし、ソフトウェア開発の生産性にも大きく影響を与えていると思います。(「自己啓発が組織を導く」、「継続した学習」、「Practice, Practice, Practice」)

開発組織内のソフトウェア技術者がどのタイプであるかを知る方法の1つとして、読んだ技術書の調査があります。ソフトウェア・スキル・インデックスでも、上級職人は、「新たな技術も含めて自分で常に学習を行い、自然と実践できている」と定義しています。

調査方法としては、単純に読書習慣を問い合わせる方法(「年間何冊読んでいますか?」など)と、実際に書籍の一覧を提示して、読んだ本にチェックを入れてもらうのといのがあります。後者は、一覧を作成した人によって内容が偏る可能性がありますが、「この程度は読んでおいてもらいたい」というきちんとした考えがあれば問題ないと思います。

書籍一覧の場合には、読んだか読んでいないかという事実を問い合わせることで、かなり正しい調査ができると思います。ビジネス書と違い、技術書を一冊読むのは長い時間を要しますので、読んだ数を経験年数(入社年数)で割れば、その人がどのタイプであるかが、見えてくると思います。


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